NICT 統合データシステム研究開発室
2013年2月27日

情報通信研究機構は2012年11月22日付で、世界科学データシステム(WDS)にメンバーとして認められました。

当機構では、前身である郵政省電波研究所と呼ばれていた1950年代から、電離圏(Ionosphere)や宇宙天気(Space Weather)に関するデータを取得し、保管しています。1957年にはこの活動が認められ、国際科学会議(ICSU)により当機構は「電離圏世界資料センター(WDC for Ionosphere)」として認定されていました。

WDCの活動はその後、2008年に国際科学会議によりWDS(世界科学データシステム)としてリニューアルされ、改めて加盟メンバーが求められていました。当機構では現在の電磁波計測研究所が中心となって加盟申請を行い、この度Regular Member(*)としての参加が認められました。

*加盟する際のステイタスの一つ。Regular Memberはデータを直接取り扱う又は解析サービスを提供する組織等としてのステイタス。

電離圏や宇宙天気など、自然現象に関するデータは失われてしまうと二度と得られない貴重な人類の財産です。当機構では多様な観測機器によるこれらのデータの取得・保管に引き続き尽力すると共に、それらのデータが更に活用され、新たな知見に繋がるための研究開発や環境整備に取り組んでいきます。

電離圏及び宇宙天気に関する世界資料センター(WDC for Ionosphere and Space Weather)のウェブサイト



ICSU WDSからの加盟を認めるレター(クリックすると拡大します)