互選の結果、以下の構成を決定した。
委員長:渡邉 堯
副委員長:岩田修一(連携会員)
幹事:家森俊彦
幹事:村山泰啓
報告事項1:WDS-SC、WDS-IPO、WDS国内推進会議活動報告
#5 WDS-SCKyoto University, Kyoto, Japan September 7-8, 2011
#6 WDS-SCRoyal Society, London, UKMarch 28-30, 2012
!(1-3) WDS-SCのWorking Group設置案がNICTに設置されたことを受けて、WDSメンバーの活動や他のデータ組織との連携等の進捗状況を把握するためのシステム構築に関して、Working Group on WDS Componentsの設置が次回のWDS-SCに提案される。WDS-SCメンバー以外の委員も加わることを想定。WDS-SCではWDS全般に関わる方針の検討が主体であるため、実行組織として、このようなワーキング・グループを作ることの必要性が高まっている。
学術の動向誌特集記事 2012年6月号
データのグローバル化と日本の役割(ICSU 世界データシステム)
渡邉 堯(名古屋大学太陽地球環境研究所・客員教授)
土居範久(中央大学理工学部・教授)、小池俊雄(東京大学大学院工学系研究科・教授)、渡邉 堯(名古屋大学太陽地球環境研究所・客員教授)
日本学術会議における科学データ共有態勢に向けた議論の流れ
荒木 徹(京都大学・名誉教授)
WDS-IPOによる国際貢献と国内データ体制の整備
村山泰啓(情報通信研究機構統合データシステム開発研究室・室長)
ICSU CODATA (科学技術データ委員会)の活動とWDSとの連携
五条堀 孝(国立遺伝学研究所・教授、副所長)
FUKUSHIMA以後におけるデータ共有パラダイムの構築
岩田修一(東京大学新領域創成科学研究科教授)
サイエンスクラウドが開くデータ共有の世界
村田健史(情報通信研究機構電磁波計測研究所室・室長)
観測データとシミュレーションデータとの統合
荻野瀧樹(名古屋大学太陽地球環境研究所・教授)
大学間研究観測データネット(IUGONET)への取り組み
林 寛生(京都大学生存圏研究所・特定準教授)
大学・研究機関におけるデータセンター活動の意義と課題
家森俊彦(京都大学大学院理学研究科・教授)
研究観測データの保全と利用への取り組み
湯元清文(九州大学理学研究院地球惑星科学部門・教授)
極地観測データ共有の現状
門倉 真(国立極地研究所・準教授)
金尾政紀(国立極地研究所・准教授)
地球環境観測データの品質管理と統合
小池俊雄(東京大学大学院工学系研究科・教授)
海洋データ共有の現状と課題 岩淵 洋(海上保安庁日本海洋データセンター・所長)
地理学情報と自然・人文科学系データの結合 柴山 守(京都大学東南アジア研究所・教授)、浅見泰司(東京大学空間情報科学研究センター・教授)
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WDS国内推進会議報告(村山)
JpGU国際セッションToward a New Framework of Global Data Activity(村山)
Data Citation におけるCODATAとの連携を進める。学会誌等におけるデータソース引用の指針について検討。
両小委員会を合同で開催する方向で検討。
WDS-SCにおいて、第23回CODATA総会に向けてWDSが主催するセッションを何件か設けることが検討されている。そこでCODATAとWDSとの共同で、例えば自然災害や低線量被爆などの人為的災害のデータを、正しい形で社会に伝える態勢の構築をテーマとするセッションの提案する方向で調整する。